幸林工芸

幸林工芸

つくり手の見えるもの 木の文化を大切に

槐(えんじゅ)の木をご存じですか?
槐の木は、厄除け・魔除けとして屋敷の鬼門(北東)・裏鬼門(南西)に
植えると良いと云われています。
国産材では、ケヤキと並び同じかそれ以上に堅い槐ですが、
成長が遅く一年で1mmほどしか太くならず、
そのため市場に出回る事の少ない貴重な木です。

木目をいかすように、ろくろや彫刻刀でひとつひとつ丁寧に削っていきます。
仕上げは使うものに合わせ、生漆を何度も木に摺り込み使う人が
長くご愛用いただける様なものを心がけて制作しております。